都議選公示|自民以外は「アベガー!アベガー!」ばかりでウンザリ

<都議選>都政の課題後回し 有権者、冷静な反応

1100万人超の有権者を抱える首都の政治決戦が幕を開けた。23日告示された東京都議選。各党のトップらは街頭で国政選挙さながらに熱弁を振るい支持を求めた。ただ、街頭演説でも安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の問題や、小池百合子知事の政治手法への批判に時間が割かれ、都の政策課題が後回しになっている感のある選挙戦に有権者からは冷ややかな声も上がった。

中央区の築地市場近くで、印刷店を夫婦で営む吉田三代子さん(70)は、下村博文自民都連会長の演説に耳を傾けた。吉田さんは「最近は加計や森友学園の問題で自民にとって逆風ばかり。中小零細企業の景気対策もしっかり議論してほしい」と都政の課題も対策を打つよう注文をつけた。また、世田谷区で居酒屋を経営する男性(52)は、下村氏が演説で「自民党も反省しなければならない」とした発言にうなずき「小池さんの批判ばかりで、現状が厳しいのは自民党の旧態のせいでは」と語った。

中野区のJR中野駅南口で、民進党の蓮舫代表の第一声を聞きにきたという近くの自営業、矢部淳一さん(68)は「加計学園問題や『共謀罪』法採決強行などで、安倍政権が暴走する中、民進党には頑張ってもらいたい」と期待した。しかし、蓮舫代表の演説については「政権批判が多かったが、具体策について演説の中にあまり盛り込んでいなかったので、ちょっと物足りなく感じた。民進としてダイナミックな政策提言などがほしかった」と話した。

JR目黒駅では、都内私立高校の授業料無償化を実現させたと訴える公明党の山口那津男代表に、目黒区の主婦(70)が「何をしてきたか、実績が大事」とうなずいた。中学2年の孫がいて教育費の問題は人ごとではない。「私が子育て中は、ボーナスは全て学費に消えた。今の現役世代も大変だと思う」と回顧。ただ、与党として国政と都政をつなぐ姿勢をアピールする演説に「国政で自民党のやり方に疑問を持っても、批判票を入れるところがない。与党時代の失政を総括しない民進党に入れる気にもならないし」とも漏らした。

小池都政の批判に加え、「共謀罪」法の採決強行や、憲法改正を狙う安倍首相への批判に重点を置いた共産党の志位和夫委員長。新宿区の街頭で聴き入った無職、本葉カツ子さん(75)は「前回の都議選で共産党が躍進した結果、国政でも安倍政権に反対する勢いが強まって、国政選挙での野党共闘が実現したと思う。安倍首相は先月の憲法記念日に、憲法9条の改正を打ち出したが、実現させてはいけないと思っている。そのためには今回の都議選でも共産党のようなところに勝ってもらわないと」と話した。

渋谷区であった都民ファーストの会代表の小池知事の街頭演説。足を止めた西東京市の女性会社員(59)は「人の気持ちをつかむのが上手」と評価しつつも「築地市場を豊洲市場に移転するという結論も、費用や予算などがついていくのだろうか。耳に心地よいスローガンだけでなく、実現していけるのか様子見のところがある」と冷静だった。また「自分も年を重ねてきたので、高齢化に伴う問題が気になる。キャッチーなことだけでなく、生活に密着した問題にも取り組んでほしい」と注文した。【森健太郎、柳澤一男、林田七恵、川崎桂吾、山田麻未】

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170623-00000026-mai-soci



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